大阪府鍼灸マッサージ師会は、職能団体として、「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」の専門性を高めるための活動と共に、待遇や利益の保持・改善をするための活動を行っています。

専門性を高めるための活動の一環として、学術講習会や臨床研究への協力、親睦会の開催や、会報、広報誌などの発行を通し、会員同士の交流なども実施しています。

それらの活動により業界の輪を広げ、大きな力をもって、国や行政に対して、待遇や利益の改善を要望していく必要があります。

古くから鍼灸マッサージは、日本国民に愛され、西洋医学が現代医学の中心となる以前の国民医療を大きく担っている時期がありました。
しかし、現代の日本国内における鍼灸マッサージ業界は低迷しており、鍼灸に関しては、国民の受療率は6%とも言われております。また、あん摩マッサージ指圧に関しては、制度や教育環境の不備により無資格者がはびこる状況が続いております。

これらを改善するためには、全国で就業している約10万人の鍼灸マッサージ師の協力が不可欠であり、業界7団体(※あはき等法推進協議会)が一体となって国や行政に働きかけていかなければなりません。

大阪府鍼灸マッサージ師会は、大阪府や各市町村などの行政機関、また医師会や看護協会などの他の職能団体とも協力を行いながら、「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」の待遇や利益の保持・改善を要望していきます。