膝痛

鍼灸マッサージを受療する運動器疾患の中で肩こり、腰痛に次いで3番目に多いのが膝の痛みと言われています。
膝の痛みも、運動などによるオーバーユース(使いすぎ)に伴う症状や、加齢に伴う骨変化によって引き起こされる痛み、外傷による痛みなど様々です。

転倒や足を挫いてしまったり、打撲した場合など、明らかに外傷と分かるものは、ひとまず医療機関への受診をお勧めいたします。
また、安静にしていても疼いたり、夜間痛がある場合、腫れがひどい場合などの場合にも注意が必要です。

加齢に伴う骨変化によって引き起こされていると想定される痛みの場合でも、立ち上がりや立位保持、歩行など体重を支える際のみに痛みがある場合は、下肢筋力の低下が原因の場合も多く、下肢の血流を改善し、筋の柔軟性を高め、運動を実施することで関節への負担を軽減し、痛みを緩和することが可能で、鍼灸マッサージが大いに役立つ事が出来ます。
運動によるオーバーユースに対しても、あらかじめコンディショニングとして、鍼灸マッサージによって筋の柔軟性を高めることで、筋疲労や関節への負担を軽減し、予防することもできますし、もちろんアフターケアとしても可能です。